
完成披露上映会&キャスト舞台挨拶 開催決定!!
3月29日(土) 長崎市平和会館 平和会館ホール
【開場】15:00 【開演】15:30 【入場料】無料
・本イベント参加への事前お申し込みはございません。但し、会場定員に達した場合、入場をお断りする場合がございます。また、開演後(15:30以降)の途中入場は固くお断りいたします。
・本イベントの内容(登壇者・スケジュール等)は、諸般の事情により予告なく変更される場合があります。
・会場内では、マスコミ各社の取材による撮影、主催者の記録撮影が行われ、テレビ・雑誌・ホームページ・公式SNSアカウント等にて、放映・掲載される場合がございます。
なお、これらのお客様の肖像の使用については、本イベント会場にご入場されたことにより、ご同意いただけたものとさせていただきます。予めご了承ください。
ティザー映像
予告映像 ②
予告映像 ①
予告映像 ③
Coming Soon

金澤澄蓮
中村列子 田川隼嗣
下釜貴之 岡山祥也 / ミリ はるか
山野はるみ 迦名
末吉莉理(友情出演)
監督・脚本・音楽:因幡大輝 エグゼクティブ・プロデューサー:武田華歩
プロデューサー:大津留貴紀 上田清也 山内雄大
撮影:平岡佳晃 照明:岩永悠生 録音:神山大征 編集:角光祐亮 監督補佐:西岡笑那 助監督:佐々木禹航
衣裳:吉村優里 メイク:松尾心愛 ドローン撮影:荒木海風 制作担当:津森陽大 スチル:吉村元秀
照明助手:石山沙知 撮影助手:佐々木統梧 脚本監修:井上佳子 歴史監修:長野靖男 英語字幕監修:Hager Mohamed
製作:長崎県立大学 映画研究会SeaCaT 制作協力:熊本大学 映画研究部Qbrick
協力:長崎県立大学やるばいプロジェクト
Introduction
1945年8月9日、長崎に原子爆弾が投下され、一瞬で多くの尊い命が奪われたあの日から、80年を迎える2025年。
この節目の年に、長崎から映画を通して、平和であることの尊さ、戦争・核がどれほどに恐ろしいものかということ、
80年前に起きた出来事を、この先何十年も何百年も継承していかなければならない、
風化させてはいけないということを、世界中の人々に今一度再認識してもらいたいという思いから
この戦後80年祈念プロジェクトが始まった。
Story
80年前のあの日、大切な家族や友人、思い出やふるさとを全て失った人々は心身ともに深く傷つき、
悲しみと共に生活を立て直さなければならなかった。
原爆が投下され、70年は草木が生えないだろうとささやかれたが翌年、一本のひまわりが芽を出し、人々を勇気付けた。
そして、今年の夏も元気にひまわりが咲いた。
現在の長崎は、当時の人々を勇気付けたあの小さな芽からスタートしたのである。
80年の時を超えて羽澄花は、自分に託された祖母、佳代からの宿命を果たすべく動き始める––––。
Message

金澤 澄蓮 Sumire Kanazawa 羽澄花 役
〈映画〉
・「だって、君は」荒牧光役 主演
・「バス停のあかり」(TikTok TOHO Film Festival 出品作品)
〈CM〉
・九十九島せんぺいフィナンシェ
・長崎って何色?(「第18回NCCふるさとCM大賞」ユニーク賞受賞作品)
〈その他〉
・るるぶハウステンボス2024年版
・2024 NCC夏の高校野球応援サポーター
・長崎美少女図鑑2021 モデル掲載
・美少女図鑑STREET3 モデル掲載
長崎、広島の学生は幼い頃から平和教育を受け続けてきました。
戦争の恐ろしさやおろかさ、そして平和の尊さについて学び、「核兵器を無くそう。」「戦争はやめよう。」「平和な世界に
しよう。」と、唱えてきました。
しかしながら私たちが唱え続けるこれらの願いは79年経った今でも実現できていません。
2025年は、長崎、広島への原子爆弾投下から80年が経ちます。
被爆体験者の方もいちばん若い方で80歳になられるのです。
戦争の記憶は絶対に風化させてはいけないのです。この映画を長崎の方だけでなく、全国、海を越えて世界中の方にみて頂き
たいです。
そしてこの映画を見る方に平和の尊さを感じて頂きたいです。
金澤澄蓮
因幡 大輝 Taiki Inaba 監督・脚本・音楽
2003年10月1日生まれ、熊本県出身。長崎県立大学国際社会学部在学中。
2歳でピアノを始め、小学生でヴァイオリンを始める。
これまでに、ヴァイオリンを船津真美子氏に師事。中学在学中にクインテットバンドVIVACEを結成し、 高校在学中に株式会社はぐくみグループ主催の「音楽会 in 雑草の森」でコンサートを行う。
また、高校在学中には船津真美子氏と中川幸尚氏と荻理恵氏のトリオOzのメンバーとのカルテットコンサートを経験。
高校時代より作曲活動を始め、現在これまでに、長崎市観光CM「長崎って何色?」「長崎は止まらない」「日が沈むまでに」「長崎をドヤつきたい」 西九州新幹線開業PR「人と人をつなぐ対談バトンin長崎」映画「あの星を信じて」(2023)、映画「だって、君は」(2023)、 映画「MORALS -モラル-」(2024) 等の音楽を手がける。
また、小学時代に短編映画を制作して以降、映像制作の世界にものめり込む。長崎市観光CM「長崎をドヤつきたい」では監督を務めた。映画での演出を手掛けるのは今作が初めて。
戦争映画が、とてもセンシティブなジャンルであるということは承知の上で、この映画を制作することを決意しました。
戦後70年の時、小学6年の修学旅行でこの長崎を訪れ、現在、戦後80年の節目の年に向けて長崎の地でこの映画を制作しています。これも何かの運命、いや、宿命なのではないかと感じています。
戦争映画と言っても、どの戦争を誰の立場で描くのか、誰の何のための戦争を描くのかで作品は見る人に良くも悪くも影響を与えることができます。今回は、第二次世界大戦末期、原爆が落とされた長崎と現代の長崎を描いていますが、決して日本が完全被害者、アメリカが全て悪いという描き方になってはならないと考えています。それは、アメリカの原爆投下に至るまで、日本も真珠湾攻撃などで多くの何の罪もない人々を殺した歴史があったりします。もちろん、原爆で多くの尊い命を奪ったアメリカのやり方は正しかったとは言えませんが、あの時代、この方法がアメリカ人にとっての正義だったのです。我々が悪だと思っているものも悪側からすれば、正義でしかないのです。
戦争映画では、どちらかが善で、どちらかが悪という描かれ方をされがちですが、今回は過去にあった出来事を後世に伝えることの大切さ「継承することの意義」ということにフォーカスを当てて、史実に着想を得て物語を書いています。
現在、私たちが家族や友人、愛する人と平和で幸せな日々を過ごすことのできている背景には、あの時代を必死に戦い、この
世界を作り上げてくれた多くの人々がいます。
この変わることのない過去の事実を、時代の移り変わりが早い昨今、決して忘れてはならず、常日頃から平和に過ごすことができていることに感謝しなければなりません。この映画を通して、今一度多くの人に過去に起こった出来事と真剣に向き合っていただき、戦争・核の恐ろしさ、そしてこの先何百年も平和であることの大切さや命の尊さを継承していかなければならないということを再認識していただきたく思っております。
因幡大輝
